やくしまるえつこ『わたしは人類』がドイツ衛生博物館で展示

 

やくしまるえつこが”人類滅亡後の音楽”をコンセプトにバイオテクノジーを駆使して制作、2016年に発表した作品『わたしは人類』。発表以来長年にわたり世界各国で展示が行われ続け、2022年もイタリア、ポルトガル、中国、ベルギーの4カ国の展覧会で展示された本作が、120年以上の歴史を持つドイツ衛生博物館(ドイツ・ドレスデン)で2023年9月10日まで開催中の展覧会 “OF GENES AND HUMAN BEINGS” にて展示されています(今回の展覧会では音楽+映像+CD入りシャーレ作品による展示)。

 

『わたしは人類』は、やくしまるが太古から地球に存在する微生物の遺伝子情報を用いて楽曲をつくり、さらにその楽曲情報をDNAに組み込んだ遺伝子組換え微生物を制作、2016年に発表した作品。アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZEグランプリを受賞し、その後も現在まで世界各国の美術館・ギャラリー等で展示され続けています。日本国内ではこれまで森美術館、金沢21世紀美術館、国立科学博物館、山口情報芸術センター<YCAM>、GYRE GALLERY、などで展示、金沢21世紀美術館は同作をポップミュージック史上初のコレクション作品として収蔵。

 

Deutsches Hygiene-Museum

ドイツ衛生博物館

“OF GENES AND HUMAN BEINGS”

会期:開催中(2023年9月10日まで)

 

 

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